私たちは毎日、長い時間、仕事をしてますよね?
でも、実は、一生懸命になって働いているようで案外、惰性で流されていて自分自身の仕事の過去、現在、そして未来について、深くは考えることはできていないのではないでしょうか?
経営はただ、がむしゃらに頑張るだけでは決して、うまくはいきません。
航海と一緒で常に風を読み、目的地を見失わずに船を操縦しなければならないのです。
企業が経済的な成果をあげるには?
このテーマについて、マネジメントの父と呼ばれているP.Fドラッカーは、こんなことを言っています。
企業の仕事は経済的な成果をあげることである。そして、成果をあげるには、仕事について体系的に考えなければならない。方向性と、方法論と、目的意識をもって仕事をしなければならない。
創造する経営者(ピーター・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (著),発行所:ダイヤモンド社の「まえがき」より引用)
毎日の仕事の優先順位づけ、できていますか?
私たちの机には毎日、たくさんの問題が持ち込まれてきます。
- 顧客への納期が遅れそうだ・・・
- 今月は目標まであと120万円足りない・・・
- 新規の見込み客の獲得が減少している・・・
- ウェブサイトが一時、ダウンをして現在、原因究明中である・・・
- 従業員が欠勤がちだ・・・
- 上位顧客の一つが他社に乗り換えようとしている・・・ などなど
これらの問題はすべて、重要なもののように思えてきますよね?
でも、誰も、どの問題の解決が最も重要であり、どの問題が雑音に過ぎないのか、はっきりと教えてくれはしません。
それは、私たち自身が自分で判断しなければならないのです。
まとめ
今回の記事では、どのように仕事を優先順位付けすべきかについては語ることはしません。
でも、分かっていることは、私たち経営者は常に自分自身の仕事について、「何をやっているのか?」「何をやろうとしているのか?」「何をやるべきではないのか?」をはっきりと答えられるように、意識的に仕事をする必要があるということです。
そのためには毎日、ブログを書くなり、日記を書くなりして、何らかの文章を書くことをお勧めします。
何かを書くことは、人に何かを伝えるだけでなく、自分自身の考え方や感情を明確に理解し、それを記録することにも役立ちます。
少しずつでも毎日、自分自身の仕事の振り返りを何かに書く習慣を身につけていきましょう。