セールスレターの書き方は独学でも身につく

今回は、私の座右の書の1つである「究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル(ダン・ケネディ著)」の中から「書き方は独学でも身につく」について、ポイントを紹介したいと思います。

この本の著者であるダン・ケネディ氏は、売れるセールスレターを書くために専門的な教育を受けたり、広告代理店で働いた経験はありません。

しかし、ダン・ケネディ氏は彼自身のビジネス、それから彼のクライアントのビジネスのために何千というセールスレターを書き、その成功率は90%を超えているということです。

しかも、その多くが、はるかに熟練のプロが書いた最高の反応率を得るレターと比べてテストされ、勝利を収めているというのです。

そして、ダン・ケネディ氏は本の中でセールスレターを書く上での心構えを紹介しています。

少々長いですが、以下の文章を読んでみてください。

  1. 書くという考えやその手順に怖じけないこと。魔法も特別の才能もハバードの学位もいらない。

  2. ビジネス・商品・サービス・顧客に関する自分の知識の価値をしっかり認識すること。「顧客について知っていること」「商品について知っていること」などをリスト化したり、情報カードに書きためたりすると役立つ

  3. 参考になるようなアイデアやサンプルを集めて「借用ファイル」に整理すること

  4. 「売ること」を考えること。販売の成功体験がすでにあればすばらしい!セールスレターを書くことは、とうちゃん・かあちゃん・子ども・犬なんかと一緒に居間に座りこんで、掃除機を売り込むのとそう変わらない。「売るという自覚」がないなら、いますぐに身につけること!販売について役立つ本を何冊か読むといい。覚えておこう。セールスレターは文章による売り込みなのである。

  5. とにかく書くこと。はじめから終わりまで書こうとする必要はない。コピーの断片をいくつか書きためるだけでいい。うまくできたセールスレターは結局、切り貼りして(あるいはワープロソフトでカット&ペーストして)つくられたものがほとんど。まずは書こう!

  6. 完璧主義にならないこと。どんなビジネスの、どんな目的であれ、完璧なセールスレターではなくともいい成果は上げられる。この本のガイドラインにしたがい、提供する値打ちのあるものがあり、顧客のことがきちんとわかっていれば、完璧なセールスレターでないかもしれないが、効果のあるセールスレターなら必ずつくれると約束しよう。

    「究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル(ダン・ケネディ著)のP.23,24から引用

ダン・ケネディ氏がいうように、効果のあるセールスレターを書くためには、専門的な教育も資格も入りません。

ダン・ケネディ氏が紹介している心構えを持って、この本のような手引書を用意して実際にどんどん書いて行けばいいのです。