なぜ、何も持っていない起業家でも成功を勝ち取ることができるのか?

何かを成し遂げるには時間、人、モノ、カネ、人脈、情報などのリソースが必要ですよね?

でも、スタートアップの起業家には当然、豊富なリソースはありません。

また、大企業やそこそこの起業家であっても新規事業や新商品・サービス開発の仕事では、そんなに豊富なリソースは普通、もらえませんよね?

では、そんな状態で一体、どうすればビジネスを成長させることができるのでしょうか?

何も持っていない起業家、マーケッターでもできることとは?

私たちのところにも様々な相談が寄せられてきますが、その中でも多い相談が、

「私には何か特別に使うことができる能力、人脈、モノ、情報、お金が全くないのですが、どうすればいいでしょうか?」

というものです。

でも、大丈夫です。

そんな中でもやれることは、まだまだあります。

それは、肉体労働です。

誤解を恐れずにいえば「頭でいろいろ考えていないで、腕まくりをしてもっと働け!」ということです。

例えば、セールス手法で飛び込み営業、または電話営業はえらく労力がかかる方法です。

できればやりたくない仕事ですよね?

でも、DMを出すお金がない、ホームページに投資するためのお金もスキルもないのであれば、他に手段がなければやるしかありません。

忘れないでください。

あなたは起業家、マーケッターなのですよね?

起業家、マーケッターという人種は無から有を生み出すことのできる貴重な人材です。

すべての環境が揃うのを待って、何も行動しなければ恐ろしいことが起こりますよ。

それは、

「何も起こらない」ということが起こるのです。

私たち起業家、マーケッターにとって最も恐ろしいことは「何も起こらないこと」ですよね?

行動しなければ、何も起こらない(当然ですが?)

起業家、マーケッターにとっては、うまくいかなかった経験もうまくいった経験、すべてが価値を生み出すための糧となります。

そして、その経験は、行動することでしか得られないものなのです。

私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

by エジソン

という言葉があるように、夢や志を持った起業家、マーケッターにとっては、失敗はありません。

もし、失敗があるとすればそれは、諦めてしまった時だけということになります。

だから、どんなに非効率に見えても、どんなに馬鹿げたことのように思えても、今のあなたにその方法しか手段がないのであれば、やるしかありません。

でも、不思議と必死に行動を続けていれば、その行動の中で、行動しない人には見えない「脅威」や「チャンス」を発見することができるようになります。

その結果、思わぬチャンスを掴み、小さくとも一つ一つの成功体験を積み重ねることによって徐々に時間、人、モノ、カネ、情報などのリソースが集まってくるのです。

人には言わないかもしれませんが、ほとんど例外なく、ゼロから事業を作った起業家やマーケッターはこのような体験をしているのです。

成功する人の条件とは?

成功する人というのは、準備ができている人です。

準備とは例えば、こういうことです。

あなたが投資家に向けて、新しいビジネスアイディアを売り込むとします。

あなたの熱弁を聞いた投資家がこう、あなたに質問します。

「それを必要としている人は、どこに、どれだけいるのかな?」

「それを試しに売ったことがありますか?顧客の声が知りたいのですが?」

「その商品・サービスを売るためのセールスレターはありませんか?見せてください」

多くの人は、こういう質問に対して「これから準備します」と言うのが精一杯です。

でも、成功する起業家、マーケッターは違います。

彼ら彼女らは、投資家の質問や疑問を想定して、すべて準備した上で、投資家の前に現れるのです。

成功確率が高まるのは、当然ですよね?

つまり、彼ら彼女らは、勝つべくして勝つのです。

まとめ

今、あなたがどういう状況に置かれているのかはわかりませんが、どんな状態でもやれることがあります。

どんなにセールスで苦戦していても、あなたには靴がありますよね?

いつまでも待っているのではなく、その靴をはいて、見込み客のところに出かけていけばいいのです。

当然、うまくいかないことの方が多いと思いますが、見込み客と話をすることで、見込み客が本当に求めているもの、避けたいことを現実的に理解することができます。

そうした行動の繰り返しによって、あなたの商品・サービスは洗練されていき、あるきっかけを契機にして、売れるようになるのです。

一文無しでも、協力者がいなくても、知識や情報がなくても、モノがなくても、あなたにはまだまだできることがたくさんあるのです。

ぜひ、諦めずに、挫けずに、考えながら行動を続けていきましょう。

そうすればきっと、明るい未来が開けるはずです。