人間が助け合って生きていくためには、ルールが必要ですよね?
例えば、「電車の中では騒がない」とか「時間は守る」とか、そういった社会のルールはお互いに迷惑をかけないようにまた、お互いに協力できるようにするために存在します。
でも、ルールの中には「なぜ、そんなルールがあるのか?」、意味が分からないものだったり、誰かの都合のいいように仕組まれたルールも存在します。
今回はそんな絶対ではない、ちょっと考えればおかしいと思えるようなルールを見直すことで、あなたを意識的にも無意識的にも縛りつけているルールから解き放たれる方法について、お話します。
こうした数々のルールから解き放たれることで、あなたの日々の仕事のパフォーマンスは飛躍的に向上するでしょう。
目次
あなたの仕事のパフォーマンスを落とす「悪魔の常識」とは?
さて、それでは、これからあなたの仕事のパフォーマンスを落とす一般的には良いとされている常識について、見ていきたいと思います。
【常識】電話にはすぐに出ること。出れなければ、即レスしよう。
電話にはすぐに出て、出れなくても即レスする人をよく見かけますが、私からすれば信じられません。
なぜ、相手の都合で電話してきているのに、わざわざこちらが相手に合わせなければならないのでしょうか?
相手からの電話に毎回対応していたら、重要な仕事に集中することができませんし、すべての仕事が細切れになってしまいます。
当然ですが、細切れの仕事では、よくてもそこそこの成果を出すことが精一杯です。
仕事で成果を出すためには、まとまった時間を確保して集中して、仕事をこなすことが不可欠です。
仕事で成果を出し続けるには、相手に振り回されてはいけません。
逆に、相手を振り回せば振り回すほど、あなたは儲かるようになります。
【常識】お客様は神様です。
よくお客さんが言っていることを絶対視する人がいます。でも、文句ばかり言ってくる客は、あなたのビジネスを食いつぶしていることに、あなたは気づいていますか?
そんな客は即刻、切り捨てるべきです。
なぜなら、いつまでも切り捨てないでいると、あなたの仕事の生産性はいっこうに上がりません。
客に振り回されるストレスも増えて、しかも「それだけ頑張って客に尽くしても単価がメチャクチャ安い・・・」なんていう事態に陥ってしまいます。
自分自身を苦しめ、あなたのビジネスのパフォーマンスを落とし続ける客は即刻クビにしていきましょう。
最初は抵抗を覚えるかもしれませんが、お客を切ることに慣れてくると、部屋の断捨離を行った時のような爽快感を感じることができるようになるでしょう。
【常識】お客様のために安売りしろ
「安くしておきますから」
あなたは無意識にでも、お客さんにこんな言葉を言っていないでしょうか?
この言葉の裏には「安売りすることは良いことだ」という信念・考え方があります。
はっきり言いますが、あなたがこのような信念・考え方を持ち続けている限り、いつまでたっても、たくさんのお金を稼ぐことはできないでしょう。
なぜなら、安売り競争の行き着く先は、みんなが共倒れになる世界だからです。
安売り競争をすれば当然、利益は下がり続けます。
また、お客さんも「安売り」を目当ての人ばかりが集まってきてしまいます。
結果、経営を続けていくことができなくなり、お客さんも商品・サービスの提供を受けられなくなってしまうのです。
あなたのビジネスが大企業でない限り、安売り競争はやってはいけません。
もし、あなたが今まさに、安売り競争をやっているのなら即刻やめてください。
逆に、値上げをすれば、本当にあなたの商品・サービスを必要とする人が集まってきます。
また、数少ない顧客でも十分な利益が確保できるので高収益のビジネスを作ることができてしまうのです。
まとめ
これまで見てきたように、あなたが心から成功したいと願っているのなら、自分自身が無意識に信じている常識・ルールについて、意識的に見直してみましょう。
きっと、あなたは、その他大勢が気づかない一般常識のおかしさに数多く、気づくことができるようになるでしょう。