「休眠顧客リスト」は宝の山

あなたは疑問に思ったことはありませんか?

なぜ、ある企業は顧客の心配がない状態なのにもう一方の企業は、常に顧客が不足している状態なのか?

一体、この2社を分けるものは何なのでしょうか?

答えは「隠れた資産」を活用しているか否かにあります。

「常に顧客に困っている企業」と「そうでない企業」を分けるものは、ビジネスにおける「隠れた資産」を見つけられるかどうかにかかっています。

例えば、多くの経営者やマーケッターが見過ごしているビジネスの「隠れた資産」の代表的なものは「休眠顧客リスト」です。

休眠顧客リストとは?

休眠顧客リストとは、以前にあなたの商品・サービスを買ってくれていたけど、今は何らかの理由で買ってない人たちのリストのことです。

驚くべきことですが、多くの経営者やマーケッターは新しい見込み客を追いかけ回すのに忙しくて、この休眠顧客リストには目もくれません。

ひどい場合には、過去の顧客情報すらバラバラになっていて、保管されていないこともあります。

これは、非常にもったいないことです。

まさに、現金を捨てているに等しい行為です。

私のクライアントで人材派遣・紹介を行なっている企業の経営者がいるのですが、過去の登録者300人ほどに仕事紹介のメールを送ったところ、なんと60件ものレスポンスがありました。

レスポンス率はなんと20%です。

新規客を獲得しようとすれば、その広告のレスポンス率は良くて1%〜3%です。

新規客と休眠客とのレスポンス率の差は、実に10倍維持の開きがあるのです。

だから、あなたが新規客を一生懸命に追いかけているのなら一旦、それをやめて、まずは何よりも休眠顧客リストにアプローチすべきなのです。

なぜ、顧客は休眠化するのか?

では、なぜ、そもそも、あなたの顧客は休眠化してしまうのでしょうか?

その答えは、拍子抜けしてしまうかもしれませんが、なんとなくです。

中には、あなたの商品・サービスに不満を持って、買わなくてなってしまう顧客もいますが、多くの顧客はなんとなく、あなたの商品・サービスを買うのをやめてしまうのです。

だから、休眠顧客リストにアプローチすればかなり高い確率で、レスポンスを得ることができてしまうのです。

まとめ

もし、あなたが休眠顧客リストを持っていてまだ、そのリストにアプローチしていないのなら、今すぐにアプローチして下さい。

きっと、そのレスポンス率の高さに、驚くことになるでしょう。