セールスコピーは、書けば書くほど楽になる

今回は、私の座右の書の1つである「究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル(ダン・ケネディ著)」の中から「セールスコピーは書けば書くほど楽になる」について、そのポイントを紹介したいと思います。

「セールスコピーを書く」と聞くと、多くの人が尻込みしてしまいます(あなたはどうですか?)

でも、心配しないでください。

ダン・ケネディ氏はこう言っています。

覚えておいてほしいのは、書けば書くほど、苦にならなくなってくるということ。いまは難なくこなしているようなことでも、以前は難しかったのと同じことだ。不安が自信になる。難しかったことが簡単になる。できなかったことができるようになる。こういった変化は一生を通じて何度でも繰り返し体験することだ。

逆上がりでも、セールスでも、そして、野球やサッカーなどのスポーツでも、よほどの天才でもない限り、最初から上手くできることなんてありませんよね?

今、涼しい顔で上手くやっている人でも、そこまで来るためには何度も何度も練習をして、本番も経験して、失敗を重ねてきているのです。

そして、ダン・ケネディ氏はこうも言っています。

その過程こそが、人生に意義を与え、退屈・虚脱感・憂うつを防ぐ。自分のためになるのである!健全な自尊心が養われ、体に悪いものを常用したり、破壊的な行動に走ったりしなくて済む。セールスレターを書くこともそうだが、どんな技術であれ新しい能力を身につけると、他のことでもさらに自信がもてるように自然になってくる!つまり、効果的なセールスレターをつくる能力は、個人的にも、会社にとっても重要な宝であることがわかるだろう。

この言葉はまさに、人生論です。

率直に言いますが、セールスレターをつくる能力は、一朝一夕で身につくものではありません。

何も練習なしに自転車に乗れる人、逆上がりができるようになる人がほとんどいないように、価値ある知識・スキルは自分の努力によって勝ち取るものです。

そして、自分自身の努力によって勝ち取るからこそ、自分を誇れるようになり、あらゆる物事に対して自信が持てるようになるのです。

自分を偽ったり、無理に見せる必要はありません。自分の心の内側から、沸々と自信が湧きあがってくるようになるのです。

繰り返しになりますが、価値ある能力というものは、自分自身の努力で勝ち取るものです。

人に与えられたり、偶然に掴み取ることはできないのです。

真剣に取り組めば取り組むほど、辛いことあると思いますが、そうした努力で勝ち取ったものこそ、あなたの一生の宝物となるのです。